なぜか、おしゃれをするのが恥ずかしい…
これは、私がずっと悩んできたことの1つです。
可愛い子や綺麗な人への憧れは強くあり、出来ることなら自分もなりたいと思っているのですが、
周りからどう思われるかが気になってしょうがないんです。
そんな私のコンプレックスの改善法をまとめてみました。どなたかのお役にたてれば幸いです。
目次
おしゃれをするのが恥ずかしい…幼少期からのコンプレックス
コンプレックスだらけの容姿
小さい頃から、「顔立ちが古くさい」と言われてきました。なんというか…平安時代みたいなイメージでしょうか(笑)
小さくて細い目に低い鼻、のっぺりとしていて凹凸は皆無…真っ黒で剛毛直毛な髪は、結んでも針金のように硬くて凶器にもなりそう…
文字にしてみると笑えてくるんですが、ものすごくコンプレックスでした。
おしゃれしたいけど似合わない…周りから笑われるんじゃないか…そんな意識から、
おしゃれに興味のないダサい人
として生きてきました。本当は、すごく興味があるくせに…
妹がセンスの良いお洒落っ子だった
正反対の容姿を持って生まれてきた妹は、サラサラの柔らかい髪で色素が薄く、1つにまとめただけでもお洒落に見える…
祖母が服飾系の仕事をしていたそうで、「○○ちゃん(妹)は何を着てもお洒落だわぁ、私に似たのね~なんちゃって」と喜んでいたのが印象的です。
それに比べて姉のほうは…
それがいつもの流れでした(笑)
母の一言で深く傷ついた日
小学6年生の時、学校帰りに寄ったお店に飾りのついた可愛いピンが売っていて、「付けてみたい!」と思って買いました。
恥ずかしいけどワクワクする…そんな気持ちで帰宅し母に買ったピンを見せました。
すると一言「なにこれ?似合わなそう」と…(涙)
たった一言ですが、おしゃれしてみたいという気持ちが打ち砕かれた瞬間でした。
コンプレックスを母の言葉のせいにするのはおかしいですが、当時の私には大きな傷となりました。
30歳を越えて…やっぱり可愛くなりたい。
おしゃれすることに抵抗を感じながら過ごした20代。周りからは「もったいないよ」と言われてきました。
しかし、当時は若かったせいか「私も本気を出せば可愛くなれるんだ。きっと」という謎の想いがあり、本気でおしゃれと向き合うことはしませんでした。
心理カウンセラーさんに相談してみました。
そんな状態のまま30歳になった頃、左目の下に深いシワを発見しました。
その時思ったんです。
って。
こうしてはいられない!!思い立った私は、心理カウンセラーさんに相談してみることにしました。
そこで得られたのは
・過去に言われた言葉がコンプレックスになっているけれど、それは言った人の主観であり真実というわけではない。
・「可愛くなりたいけど、私は可愛くない…」そんな風に思うということは、本当は自分のことを可愛いと思って生きていきたいということ。(そもそも興味がなければ、そんなことは感じない。)
という考え方でした。
そう…私、自分のことを可愛いって思って生きていきたいです…!(笑)
絶望と、若かりし日への後悔と…
どうして、20代のうちから頑張らなかったんだろうか?
コンプレックスから逃げて、最低限のお化粧と、黒やグレーのシンプルな服ばかり着て。
もう、恥ずかしいなんて思って諦めたくない…
強く、思いました。
今日が人生で一番若い日
過去には戻れない。
それなら考えるのは、これからどうするか。
鏡を見て、シワや白髪にため息ついてる場合じゃない。
小さなチャレンジと成功を積んでいこう!
ここまで長々と、私のコンプレックスを読んでくださったあなたに、感謝でいっぱいです。
後悔はしない!と誓ったものの、おしゃれをすることが恥ずかしいという意識は急に消せません。
まずは、自分にだけ分かるお洒落から挑戦してみる。
いきなり髪を染めるとか、イヤリングをしてみるというのは、私にとってはとてもハードルが高いものでした…
わかってる…誰も見てないんだけど…
私は、1人でカフェに行くときにブレスレットを付けることから始めてみました。
長袖を着ていれば隠せるし、チラッと見えてテンションが上がります。
理想と違う…落ち込んでもいい。
慣れてきたら、300円で買ったイヤリングを付けてみました。
しかし…
家の鏡で見たときは、「おお!なかなか似合ってる!」と思えたんですが、
いざ外の鏡で見ると、
違和感しかない!!!
あまりの理想と現実の違いに、その場で外してしまうこともありました。
引きこもりの日に家で、散歩で、近所のスーパーへ…段階を踏む。
ヘアアレンジして、イヤリングをつけて友だちとランチ♪なんてのは、難易度が高過ぎますよね。
自分でも見慣れないし、友だちから「イヤリングしてるんだ!珍しいね!」なんて言われたら恥ずかしくて恥ずかしくて…
まずは、家の中で長時間過ごしてみるのをオススメします。
イヤリングをつけて家事をする。掃除機をかけながら…料理しながら…耳で何かが揺れている感覚に慣れる。
それに慣れてきたら、5分ほど散歩に出てみる。さらに慣れたらスーパーに買い物に行ってみる。
そんな小さなステップを踏んでいくことで、「ああああああもうムリだ!!」という絶望を感じにくくなると思います。
すぐには慣れなくても、数年後の目標にしよう。
「お洒落なお姉さんになるぞ!」と決意しても、なかなか慣れずに断念したくなる日もあると思います。
そんな時は焦らずに、
くらいの目標として、ゆるーく慣れていくことがオススメです。
私もまだまだ慣れていませんが、イヤリングをつけて友だちとランチに行くことには抵抗が無くなってきました。
「おしゃれが恥ずかしい」を克服して、女性に生まれたことを楽しんでいきたいですね(´ω`)